2012年2月24日、ジャスト カヴァリコピー(JUST cavalli)が2012-13年秋冬コレクションをミラノファッションウィークで発表した。ヒョウ柄のランウェイに登場したのは、ジャスト カヴァリコピーののシグニチャーがふんだんに使用された、Aラインのミニスカートやミニドレス、ダブルニット編みやオプティカルプリントのアイテム。“スウィンギング・ロンドン”のスタイルを彷彿とさせる。大きな宝石入りのボタンコピー、ピンヒールのメアリーコピー・ジェーン・シューズ、グリッターブーツ、レーコピース模様のパテントのバッグを合わせて、さらに華やかに彩られた。

　

クロコピーコダイルプリントやジャガーがプリントされたポニースキンのスエードやメタリックレザー、オセロット柄プリントされたファーなどラグジュアリーコピーな素材のバリエーションが圧巻。ジャガースキンにヒントを得たピエドプール(鶏の足型)プリント、結び目のイメージから作られたトロンプルイユ(だまし絵)プリント、そしてゼブラスキンを彷彿とさせるレーコピースの飾りがついた花柄やジャガーやオプティカルプリントなどもインパクト大だ。

　

後半に登場したスウィートなミニドレスにもゴールドやピンクのグリッターがきらきら瞬く。うろこのような大きなスパンコールのティアードドレスはロマンティックで人魚姫風で、明るいベージュのシルクにひょうやパテントを組み合わせたドレスはシックでフェミニン。クラシックとフューチャリスティックの要素をミックスし、カヴァリのロックで現代的なスピリッツで包み込んだ、エネルギッシュなコレクションだ。