記事お勧め

TOMATOサイモン・テイラー参加のロウプロデザインによるアート展、代々木VILLAGEで開催

エスティ ローダー人気ファンデーション&スキンケア、賢く使ってより美肌に

ユナイテッド アローズ×マリア ブラックのジュエリー、「くるみ割り人形」着想のピアスなど

エルメネジルド ゼニアのメンズ香水「エッセンツェ」オーデ パルファムとしてリニューアル

ルイ・ヴィトンより“猫”&“犬”の新作バッグ、モノグラムに手描き風猫

ヴィヴィアン・ウエストウッド新作“ペンダント型”時計「ストップウォッチ」中心にオーブを刻印

ディオールのホワイトニング「プレステージ ホワイト」から新日焼け止め、肌に優しいミネラル処方

タエ アシダ、デビュー25周年記念ショートフィルム公開 - 監督は齊藤工

コンバース新作スニーカー「ビッグCライン」米軍向けトレーニングシューズをアウトドアテイストに

ピエール アルディが伊勢丹新宿に期間限定ストア - 人気のボストンバッグが復活
ネーム 2020年春メンズコレクション - 現代に適応するための"非・標準"の提案
ネームコピー(Name.)の2020年春メンズコレクションが発表された。
脱・標準化──現代へ対応するために

「NON-STANDARD(非・標準)」をテーマに掲げた今季のネームコピー。ファッション自体、人々の支持なくして成り立たない以上、"標準"が必要だ。しかしそうした"標準"に執着すれば、つねに身にまとう衣服は現代に対応できない。そうした中でネームコピーは、"脱・標準"を目指すことで逆説的に現代に適応する道を探った。

ブルゾンやデニムジャケット、ステンカラーコピーコートをはじめとするトップスは、揃ってドロップショルダーのゆったりしたシルエット。それは、スリムな衣服が身体を包み込むどころかむしろ締めつけ、体型を規格化せざるをえないことに異を唱えるかのようだ。緩やかな衣服は身体とのあいだに"間"を作り、縛ることなく身体に適応する。

そうしたルーズな衣服も、緩んだままというわけではない。たとえば、ブルゾンやコートの袖口や裾にあしらわれたドローコードは、緩やかなシルエットをきゅっと引き締める。また、大きなポケットをあしらったベストはトレンチコートの上に合わせられ、身体に沿ってフィットする。と同時に、ベストはアウターの下に身につけるという"標準"をずらし、新鮮なルックを提案している。

ブルーやネイビー、そしてグレーコピーがウェアを色どる中で、ベルトやソックス、あるいはコートの留め具にはオレンジやイエローといった鮮明なカラーコピーが使われ、シックさにヴィヴィッドなアクセントを添えている。