記事お勧め

レ・メルヴェイユーズ ラデュレ、秋の新作コスメ - 新商品のマット ルージュも

ジョー マローン ロンドンおすすめボディケア10選 - 人気No.1の香りの入浴剤やボディクリーム

エッグスンシングス6周年記念「レアレア パンケーキ」発売、苺とクリームチーズソースの優しい甘み

コンバースのアッパーをハサミで“切る”新作スニーカー、ワッペンで自由にカスタムできるモデルも

スタバ新作「ティバーナ フローズン ティー ハーバル レモネード / グレープフルーツ & トマト」

バーバリーから父の日ギフトコレクション登場 - トレンチコート、レザーグッズ、ストール他

エトロ16年プレフォール - ピカソ風フェイスのシューズやマティスの様な花柄ブラウスなど

マウジー「ディズニー」シリーズ新作ウェア、ミッキーマウスを描いたレトロなアロハシャツや総柄ドレス

ジュリアン デイヴィッドが新宿伊勢丹限定Tシャツ&タンクトップ発売

メゾン キツネ 2014年春夏ウィメンズコレクション - 女性らしさを追求した90年代のニューウェーブ
ハトラ 2017年春夏コレクション - “隠すこと”の既成概念を壊して新たなステップへ
ハトラコピー(HATRA)の2017年春夏コレクションは、デザイナー長見佳祐がこれまで提案してきた隠すという概念を見返し、そして進化させることで築きあげられている。個性を剥奪するということを念頭に置いた前シーズンから手法を変え、隠すということの表現を多様化させている。
例えばストライプ柄。制服やフォーマルドレスに良く用いられるこの柄は、ある意味個性を喪失させる要素を持っている。これを個性的にするために再解釈。蜃気楼越しに見るような歪んだ直線の並列、シャツの大胆なまでの変形は重ねることで反比例して、スタンコピーダードを壊していく。
そこにデザインのアイデンティティを眠らせているからだろう。今シーズンのハトラコピーは肌を隠すということには実に寛容である。スリットとも言い難いほどの長い切れ目も、そして肩を落とすような着こなしもすべてが新鮮に映る。
もちろん、これまでブランドの主役を担ってきたパーカーは登場するのだが、加えて新たに主役と呼べる「素材」がプラスされている。ダンボールニットだ。もちっとした触感、そして放物線を美しく描く硬質さ、どちらもを兼ね備えているのがそれである。そして、3シーズン目の登場となるよりふさも忘れてはならない存在だろう。大切にしてきたものはそのままに、前述した新たな解釈で隠すという既成概念を崩している。