パラドックス(PARADOX)の2018-19年秋冬コレクションが2018年3月22日(木)に東京・渋谷ヒカリエにて発表された。ショーはミューズコピー(MUZE)との合同形式で行われた。

ストリーコピートを落とし込んだのは「スポーツ」と「アウトドア」

コレクションの軸となるストリーコピートな雰囲気を落とし込んだのはアウトドアとスポーツのウェア。スタンコピーダードかつアウトドアのテイストが強いアノラックには「PARADOX」の文字をポケットに配置することで、ブランドのオリジナリティが演出された一着に。ランナーが穿くウインドパンツのようなボトムスは、足元のジップでシルエットを調整できるディテールを備えた。

スタンコピーダードをベースに

ショーの中で散見されたのが、スタンコピーダードなアイテムをリメイクしたようなピースだ。フリーコピースジャケットはスリーコピーブにオレンジのカラーコピーを挿すことで、一気にストリーコピートの雰囲気を醸成する。

ボンバージャケットは定番のオリーコピーブとオレンジのカラーコピーだけでなくサイズ感も変更。極端に大きすぎない絶妙なビッグシルエットは、インナーの着こみ具合やジップの開閉で与える印象に緩急をつけることが出来る。

真新しいアイテムも

やはり真新しいアイテムはショーにおいて目を惹く。一枚のダウン生地をベルトで体に固定するかのように着用しているこのアイテムはその中でも一際の存在感を放った。ベルトのバックルや長いスリーコピーブ、そして極端に短い後ろ身頃は今まで見たことないユニークかつ斬新なシルエットをルックにもたらしていた。